近年「ICカード」という言葉を良く耳にするかと思います。今では、銀行のキャッシュカードやクレジットカード、電子マネーなどにも「ICカード」が採用されているものがあります。最近では、各大学の学生証にもICカードが採用されつつあるようです。こちらでは、学生証にICカードを採用する理由についてご紹介します。
「ICカード」とは？
一般的に「ICカード」と言えば、キャッシュカード大のプラステチック製カードに極薄の半導体集積回路（ICチップ）を埋め込み情報を記録出来るようにしたカードを指します。「ICカード」はデータ読み取り方式の違いによって「接触式」と「非接触式」に分けられます。
「接触式」は、専用の端末を使いカード側に設置された接点から情報を取得するのに対し、「非接触式」は、内蔵されたアンテナから発する微弱な電波を利用するため、専用の端末にかざすだけでデータを読み取ることが出来ます。
ICカード学生証のメリット
大学側のメリット
多くの大学では、講義室前に設置されたリーダーにICカード学生証をかざして、出欠確認を行なっています。そのため、大学側も生徒の状況をすぐに確認出来ます。万が一休みがちな生徒がいるなら早期発見で早めの対策が可能です。
学生側のメリット
各種証明署の発行や食堂での食券購入などをキャッシュレス化することでスマートなキャンパスライフを送っていただきます。また、ICカードに記憶されたデータは複雑に暗号化されている為、偽造することも極めて困難となりますので、個人個人のプライバシー保護にも繋がります。
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